オタクファッションについて

かつてから、オタクファッションについては語られてきているが、いま又新たに話題になっている。最近のネットの流れはオタクは、何故嫌われるのか?の第一に他人の事を気にしない、ひいては、不潔であるといったところを、ファッションを気にする事でオタクの社会的地位を向上させるといった内容(脱・オタクファッション)が中心である。もちろん、その回りで有象無象の集団によるサイト叩きなどが行われて潰されたサイトも多数あるし、2chなどといった、匿名型巨大掲示板などでの批判は多い。

オタクファッションとは一体どういったものであるのだろう?ひとまず、ネットで定義されているオタクファッションとは、長髪、バンダナ、ケミカルウォッシュのジーンズなどといった物と並んで出来る限り風呂に入らないなどが並べられている。回りの事を気にしない事からオタクファッションは派生しているのだ。脱・オタクファッションサイトでは、服装に気をつけ始めた人が陥りやすいミスなど適切に指摘している。これは、やはり青少年期、気にしていなかったものが、いきなり変えようとしてもバックボーンが無いので無理があると言う事なのか、まぁ、それでこその脱・オタクファッションサイトなのであろうが。

オタクファッションの中であげられるケミカルウォッシュのジーンズ、売っている所を見たことが無いのだが、何処で購入しているのだろう?かつて、流行していたのも、15年程前、、、物持ちが良すぎないか?どういったかたちで現存されているのか、また、普通に手に入らないものを手に入れようと努力するのは、かなり、おしゃれなような気もする。

さて、このような脱・オタクファッションサイトで常に話しに登るのがファッションのオタクである。なんといっても、そのようなサイト運営者自身ファッションオタクなのであろうし。そう、オタクといっても人括りなどにできない。
最近流行ってきているトランスのアーティストなどにも明らかにオタクというような人物もいるし、90年ごろ大流行したハードフロアというグループの人などはTB303というシンセサイザーオタクで財布の中に部品を入れて持ち歩いていたり日本にきた時その製作者に会って大喜びしサインまで貰ったのだ。そんなアーティストの曲をそれこそ、時代の最先端、最もおしゃれな音楽として君臨していたのだ。
にも、かかわらず、オタクは叩かれつづける、ファッションを直そうとしても叩かれる。これは、もはやオタク側の問題でなくただのいじめではないのか?かつて、えたやひにんといったものが、あったように差別対象としてのみオタクが存在しているとしか思えない。また、そのような人を助長させる頑固に人を拒みつづけるオタクがいることも、否めないが、、、。